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関連審決 異議2003-72509
この判例には、下記の判例・審決が関連していると思われます。
審判番号(事件番号) データベース 権利
平成17行ケ10689審決取消請求事件 平成17行ケ10690審決取消請求事件 判例 特許
平成18行ケ10037審決取消請求事件 判例 特許
平成16行ケ164特許取消決定取消請求事件 判例 特許
平成17行ケ10019審決取消請求事件 判例 特許
平成12行ケ91取消決定取消請求事件 判例 特許
関連ワード 請求の範囲 /  減縮 /  審決確定(審決が確定) /  取消決定 / 
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事件 平成 16年 (行ケ) 165号 特許取消決定取消請求事件
原告 日亜化学工業株式会社
同訴訟代理人弁理士 堀川かおり
同 小野由己男
被告 特許庁長官小川洋
同指定代理人 平井良憲
同 吉田英一
同 立川功
同 涌井幸一
同 宮下正之
裁判所 東京高等裁判所
判決言渡日 2004/08/31
権利種別 特許権
訴訟類型 行政訴訟
主文 1 特許庁が異議2003―72509号事件について平成16年3月8日にした決定を取り消す。
2 訴訟費用は原告の負担とする。
事実及び理由
全容
1 原告は,主文第1項と同旨の判決を求め,主文第1項記載の決定(以下「本件決定」という。)の対象となった特許(原告を特許権者とする特許第3395631号,以下「本件特許」という。)の請求項1ないし3につき,特許請求の範囲減縮を目的とする訂正を認容する訂正審決が確定したから,本件決定は取り消されるべきである旨述べた。
2 本件特許の請求項1ないし3(なお,請求項2,3は,請求項1の従属項である。)につき,特許請求の範囲減縮を目的とする訂正を認容する訂正審決が確定したことは当事者間に争いがない。そうすると,本件決定は,結果として,判断の対象となるべき発明の要旨の認定を誤ったものとなり,この誤りが結論に影響を及ぼすことは明らかであるから,本件決定は取消しを免れない。
3 以上によれば,原告の本件請求は理由があるから,これを認容することとし,訴訟費用については,本件訴訟の経過にかんがみ,これを原告に負担させるのを相当と認め,主文のとおり判決する。
裁判長裁判官 北山元章
裁判官 青柳馨
裁判官 沖中康人